あらゆる資産・価値のハブ的存在となり、暗号通貨(仮想通貨)全体の普及を目指す「FUSION COIN(フュージョンコイン)」が描く未来像

暗号通貨トピックス

FUSION COIN(フュージョンコイン)は、2015年に開発され、2017年1月からオープンマーケット(自由に売買できる状態)になった暗号通貨(仮想通貨)です。2018年8月現在では、まだコインマーケットキャップなどの時価総額ランキングサイトには掲載されていませんが、暗号通貨(仮想通貨)の次世代を担うコインとして注目し始められています。フュージョンコインは、なぜ投資家たちに支持されているのでしょうか? フュージョンコインの持つ特徴や将来性、またフュージョンコインを実際に売買することができる取引所(マッチングサイト)も紹介します。

暗号通貨(仮想通貨)フュージョンコインとは?フュージョンコインの基本スペックと特徴

フュージョンコインの基本スペック

2015年にリップルをベースに開発され、2016年のリレーションシップセールを経て2017年はじめにオープンマーケットに移行したフュージョンコイン。フュージョンコインを発行・管理するFUSION PARTNERSは、投資家から出資を募るものの経営権を与えない・経営状況を公開しないICOに対して否定的な考えを示しており、ICOを行わずに全て自己資金で開発を完了しました。FUSION PARTNERSのプロジェクトには、ビットコインジーザスと呼ばれているロジャー・バー氏がアドバイザーに就任するなど、暗号通貨の草創期から業界に関わっている人物が多く参画しています。

通貨名 FUSION COIN

リレーションシップセール 2016年1月~

オープンマーケットへの移行 2017年1月

発行上限 30,000,000 XFC

公式サイト http://fusioncoin.info/

リップルのIOU(電子債権)を採用して開発された

フュージョンコインは、世界中の金融機関で導入が進められているリップルをベースに開発されました。IOU(電子債権)は「I owe you」の略称で、ネットワーク間での貸し借りの付け替えができるシステムのことです。リップルをベースとして開発された暗号通貨(仮想通貨)ですので、スピーディーな送金や決済処理を可能としており、実用性の高い暗号通貨として期待されています。地球の裏側にいても、わずか数秒で送金を完了できるほどです。

送金手数料は0.001% 利便性が高くエコな暗号通貨(仮想通貨)

処理スピードの速さだけでなく、手軽に利用できる点もフュージョンコインの特長と言って良いでしょう。送金にかかるトランザクションフィーは送金額の0.001%と極めて経済的です。消費電力の少ないエコな暗号通貨であり、環境への負担軽減も考えられています。

3000万枚という少ない発行上限

フュージョンコインの発行上限は3000万枚であり、これは数多くある暗号通貨の中でも少ない方と言えるでしょう。発行枚数が少なければ、ボラティリティは高くなります。

フュージョンコインの安全性と保有する利点

フュージョンコインは、すでに自由に売買が可能な状態であり、ICOプロジェクトではありません。FUSION PARTNERSが管理する自社の取引所(マッチングサイト)でウォレットを作れば、発行当初からの過去の値動きを全て閲覧することができます。

ドルでの入出金の他、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルでの入出金が可能です。自由に売買や出金ができる点は、投資家にとって大きな安心材料でしょう。

また、ハッキング対策も取られており、複数台のサーバーを世界の数カ所に分散しています。全てのサーバーが同時にハッキングされない限り、被害に遭う可能性はありません。

2018年8月時点では、まだコインマーケットキャップなどの時価総額ランキングサイトへの掲載は行われておらず、まだ世界的な認知度は低い状況です。そのため、今後の価値上昇の可能性が高い点も長期保有するメリットと言えます。

オフィシャルサイトではロードマップが公開されており、さまざまな暗号通貨や企業との提携の他、銀行業(FUSION BANK)への参画なども発表されています。デビットカードの開発、モバイルバンキングシステムの提供、決済システムの提供などの他、銀行業としては、暗号通貨を担保とする融資や暗号通貨による融資などのサービスが行われる計画です。

2018年6月に公開されたロードマップ

http://fusioncoin.info/trajectory/

ロードマップ公開前には、FUSION PARTNERSから以下の文書が発表されました。

FUSION PARTNERSは、単にフュージョンコインの価値を上げることだけではなく、 暗号通貨業界全体の発展と信頼度を上げるために、従来の銀行・金融機関との協力が不可欠であると考え、 歴史と信頼のある銀行の設立を目指しております。 暗号通貨と法定通貨を同時に取り扱うことが、暗号通貨の信頼度を上げることになると信じています。

 FUSION BANKは単なる暗号通貨取引所ではなく、銀行としてフュージョンコイン以外の暗号通貨も取り扱います。 国家や既存金融機関から独立した通貨として生まれた暗号通貨ですが、 いつまでも敵対していては暗号通貨業界の発展にマイナスになります。 敵対するのではなく、お互いに良いところを融合する=FUSION することが必要との想いで、 FUSION PARTNERSは進んでおります。(引用ここまで)

マルタ共和国との協力関係

地中海に浮かぶ諸島で、歴史的な史跡が残る観光地としても有名なマルタ共和国。同国は今、暗号通貨国として生まれ変わろうとしています。2018年10月3日~5日には、暗号通貨・ブロックチェーンに関するサミットが開催される予定です。以下の文は、サミットの告知文です。

We are going to join Delta Summit 2018 in Malta from 3rd to 5th in October 2018. https://delta-summit.com/

Malta is currently leading the charge in regulating the blockchain & cryptocurrency technology. This presents a major opportunity for Malta to host the first official conference launching Malta as a regulated virtual currency and ICO centre.

This ground-breaking legislation will position Malta as a cutting edge hub for companies seeking to establish themselves in this space as well as a place for individuals to innovate and develop this exciting technology and the vast opportunities it offers. Delta Summit will be Malta’s official platform from where to promote this technology and its related business opportunities. It will also serve as a venue from where cryptocurrency enthusiasts, doubters and experts can congregate and exchange ideas. This summit aims to generate and promote a global cryptocurrency discussion and to further highlight the government’s efforts to establish Malta as a pioneering and blockchain embracing country.

【日本語訳】

現在マルタ共和国は、ブロックチェーン技術・暗号通貨に関する規制について業界を牽引する役割を担っています。そのため今回、マルタ共和国が規制のもとに成り立つ暗号通貨・ICOセンターとして正式にデルタサミットを開催することになりました。

この革新的な法律は、マルタ共和国をブロックチェーン・暗号通貨業界において確立しようとする企業のための最先端のハブとして位置づけるとともに、個人にとっても革新的な発見をする機会を提供する場となるでしょう。

デルタサミットは、マルタの公式なプラットフォームとして、ブロックチェーン技術とそれに関連するビジネスチャンスを促進する場となります。また、暗号通貨を支持する方、懸念している方、専門家などさまざまな方が集まり、アイデアや意見を交換できる場としても機能させていく予定です。サミットでは、マルタ共和国を先駆的且つブロックチェーン技術を活用する国として確立するための取り組みを紹介し、グローバルな暗号通貨の議論を行うことを目指しています。(日本語訳ここまで)

また、2018年7月末には、マルタ共和国のジョセフ・ムスカット首相が来日し、FUSION PARTNERSの経営陣との会談が行われ、以下の文が公開されました。

Today we had a meeting with Dr. Joseph MUSCAT Prime Minister of the Republic of Malta discussing about the fusion bank (hybrid bank of crypt currency and fiat currency) and they said they are going to support us. We have been a good friends Mr. Andre SPITERI Embassy of the Republic of Malta and we are going to work together with him.

【日本語訳】

 7/29より来日し、安部首相との首脳会談も予定されている、マルタ共和国の首相 ジョセフ・ムスカット氏とFUSION BANK(暗号通貨と法定通貨のハイブリッドバンク)の件でプライベートミーティングを行いました。彼らは我々を支援します、と言っています。また友人関係にある、マルタ共和国の日本大使アンドレ氏とも今後協力していく予定です。(日本語訳ここまで)

フュージョンコインの購入方法

フュージョンコインは、2018年9月現在では、まだ暗号通貨取引所での取り扱いは行われていません。 FUSION PARTNERSが管理する自社取引所(マッチングサイト)からウォレットを開設し、購入する方法があります。

1.HPにアクセスします

https://www.fusioncoin.net/

参考:http://fusioncoin.info/account/

(アカウント作成の手順が掲載されています)

2.アカウントを作成します

log-inをクリックし、New registerからアカウントを作成します。

3.IDやパスワード、メールアドレスなどを入力します

メールアドレスにFUSION PARTNERSからメールが届きます。リンクをクリックすれば登録が完了になります。

フュージョンコインの未来

フュージョンコインは、さまざまな暗号通貨と法定通貨をつなぐ存在となるでしょう。通貨に限らず、金やプラチナなどのような現物資産など、あらゆる資産・価値に交換可能なハブ的な存在としてフュージョンコインやFUSION BANKの存在意義は高まっていくと予想されます。しかし実用化するにはもう少し時間がかかりそうです。ロードマップに描かれた未来像をFUSION PARTNERSが如何に実現し、暗号通貨全体の普及が世界的に進むかどうかがポイントとなるでしょう。