暗号通貨(仮想通貨)に手数料はかかるの?さまざまな暗号通貨手数料

暗号通貨を知る

暗号通貨(仮想通貨)を取引する際にはさまざまな手数料が発生します。手数料は取引所ごとに異なりますが、ここではビットコインを例にとって、どのような手数料があり、どれくらいかかるのか見ていきましょう。

暗号通貨(仮想通貨)における手数料

手数料とひと口にいってもいろいろな種類があります。以下に代表的なものをまとめてみました。

  • スプレッド

「手数料無料」といわれている販売所でも、実質的にはスプレッドとして手数料を取っている場合が多くあります。スプレッドとは、暗号通貨(仮想通貨)の購入価格と売却価格の差のことです。例えば、販売所が暗号通貨(仮想通貨)を売るときは市場価格よりも高く、買い取るときは市場価格よりも安く価格設定されています。この価格差が販売所の利益になります。スプレッドは販売所により、また市場の状況により変動しますが、一般的に3%から5%といわれています。

  • 取引手数料

暗号通貨(仮想通貨)を売買するときに発生する手数料が取引手数料です。暗号通貨(仮想通貨)を売買する方法は2つあり、販売所と売買取引する方法、取引所を介してユーザー同士が直接取引する方法があります。企業と売買取引をするよりもユーザー同士の直接取引の方が手数料が安くなるため、暗号通貨(仮想通貨)は直接取引で購入するのが基本です。

  • 入出金手数料

販売所や取引所から日本円を入金、出金するときにかかる手数料です。入金する場合は各種金融機関の振込手数料がかかります。入金が反映されるのが早いクイック入金のようなサービスを利用すると、別途手数料がかかる場合があります。出金に関しては取引所によっては無料の場合もありますが、500円前後の出金手数料が設定されている場合が多いです。また出金額によって手数料の金額も変動します。

  • 送付手数料

暗号通貨(仮想通貨)をある取引所から別の取引所へ送金したり、ほかのユーザーに送金したりするときにかかるのが送付手数料です。暗号通貨(仮想通貨)を送付する場合はこの手数料の他に、後述の「マイナーへの報酬」が必要な場合もあります。

  • マイナーへの報酬

暗号通貨(仮想通貨)を送付するとき、取引の処理をする人(マイナー)へのインセンティブがあります。そのマイナーへの報酬額を上げると計算処理の優先順位が上がり、安全かつスピーディーに送金することができるようになります。

送付手数料はいくらかかるの?

さまざまな手数料があるなかで実際にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここではビットコインの送付手数料を例に、国内の主要な取引所における送付手数料(2018年7月時点)をご紹介します。

  • bitFlyer 0.0004BTC
  • bitbank 0.001BTC
  • GMOコイン 無料

上記のように送付手数料は取引所によってバラつきがあります。また、手数料の価格変更はよくあることなので、どこの取引所が一番安いかは一概には言えません。そのため、複数の取引所に登録しておいて状況を見ながら取引所を使い分けるというのがおすすめの方法です。

手数料を安くするには?

前述の通り、取引所によって暗号通貨(仮想通貨)の手数料はさまざまで、変動もするものです。また、同じ取引所でもビットコインとアルトコインとでは手数料に差をつけているところもあります。それではこの手数料をどうすれば安く抑えることができるでしょうか。

  • 手数料の安い取引所を選ぶ

第一に考えるべきことは、手数料の安い取引所を選ぶことです。コインによって手数料に差がある場合も多いので、コインごとに取引所を変えるのも良い方法でしょう。例えば、DMM BitcoinやGMOコインはビットコインの出金手数料が無料です。これは他の取引所に比べかなりのアドバンテージがありますので、出金回数が多くなることが予想される場合は、これらの取引所を使用することが選択肢のひとつになります。

  • マイナーへの報酬を抑える

次に考えるべきなのはビットコインの送金時に発生するマイナーへの報酬です。極端な話、マイナーへの報酬は0円でも送金することができます。その場合、取引所への手数料を支払うだけで送金できます。ただしその分、処理される優先度が低いので送金自体の時間がかかることになります。裏をかえせば、急ぎの送金でなければマイナーへの報酬は低くても問題ないということです。

手数料の違いを理解して賢く運用

暗号通貨(仮想通貨)は既存の銀行システムよりも送付手数料が安いといわれています。しかし、ビットコインの価格が上がり、取引量(トランザクション)が増えることによって送付手数料が高くなることがあります。手数料を高くして、送金処理の優先順位を上げることで取引の混雑を回避するためです。変動しやすい暗号通貨(仮想通貨)の手数料ですが、暗号通貨(仮想通貨)の相場や手数料を比較しながら賢く取引所を使い分けましょう。

参考: