暗号通貨(仮想通貨)はウォレットで管理!資金流出のリスクを最小限にする方法

暗号通貨を知る

2017年はビットコインをはじめとする暗号通貨(仮想通貨)の価格が急騰し、暗号通貨(仮想通貨)市場全体が注目されました。今後、値上がりを期待して、ますます多くの人が暗号通貨(仮想通貨)取引を始めるでしょう。一方で、取引所を狙ったハッキング事件も起こり、暗号通貨(仮想通貨)に対するセキュリティ面での不安も出ています。資金流出のリスクを最小限に抑えるには、ウォレットによる自己管理が大切です。今回は、ウォレットとはどういうものなのか、作成方法や注意点も併せてご紹介します。

暗号通貨(仮想通貨)のウォレットとは?

ウォレットとは暗号通貨(仮想通貨)の秘密鍵、公開鍵、アドレスを保管するためのものです。いくつかの種類があり、利便性やセキュリティの高さに応じて使い分けることができます。

コールドウォレットとホットウォレットの違い

暗号通貨(仮想通貨)のウォレットには、インターネットにつながっていないコールドウォレットと、つながっているホットウォレットがあります。
コールドウォレットは安全性が高く、多額の暗号通貨(仮想通貨)を長期間保管したい場合におすすめです。ただし、送金する際に必要な秘密鍵がオフラインで保管されているため、送金に手間がかかります。
一方のホットウォレットはインターネットにつながれているため、送金や取引がすぐにできて便利です。しかし、ハッキングによる盗難やウィルス感染のリスクがあります。
そのため、ウォレットを選ぶ際には、利便性とセキュリティのどちらを重視するかで種類が変わります。

ウォレットの四つの種類

ウォレットの種類はさらに以下の四つに分けられます。

  • ソフトウェアウォレット

ウェブ上でソフトをダウンロードして利用するホットウォレットのサービス。パソコンで使えるデスクトップタイプとスマートフォンで使えるモバイルタイプがあります。

  • オンラインウォレット

暗号通貨(仮想通貨)をオンラインで管理するホットウォレット。取引所のウォレットもオンラインウォレットに含まれますが、取引所とは切り離されたウォレット機能だけを持つサービスもあります。

  • ハードウェアウォレット

コールドウォレットの一種で、専用の外部デバイスに保管する方法。セキュリティが高く、多額の資金を保管するのにおすすめです。

  • ペーパーウォレット

紙にアドレスや秘密鍵を記して保管する方法。コールドウォレットなので、セキュリティ面では安心です。ただし、紛失や汚損には注意が必要となります。

ウォレットの作り方

実際に暗号通貨(仮想通貨)を保管するためには、ウォレットを作成する必要があります。各ウォレットの作り方は以下のとおりです。

ソフトウェアウォレット

ソフトウェアウォレットは、パソコンやスマートフォンにソフトをインストールして作成します。人気のウォレットには、「Bitcoin Core」や「MyEtherWallet」、「Toast Wallet」などがあり、公式サイトからダウンロード可能です。

オンラインウォレット

オンライン上に口座開設をして、暗号通貨(仮想通貨)を送金します。代表的なオンラインウォレット「BLOCKCHAIN」では、公式サイトからメールアドレスとパスワードを登録。送られてきたメール本文内にあるURLをクリックし、リンク先の画面から初期設定を行うと、利用することができます。

  • ハードウェアウォレット

代表的なハードウェアウォレットに、「LedgerNanoS」というデバイスがあり、日本の正規代理店やフランスのLedger社から直接購入することが可能です。デバイスをパソコンにつないで、暗号通貨(仮想通貨)を送金、オフラインで保管します。「LedgerNanoS」は、通販サイトやフリマアプリなどでも販売されていますが、正規店以外からの購入はおすすめできません。並行品が多く、販売の時点で細工をされている可能性もあり、セキュリティ上リスクが高いためです。

  • ペーパーウォレット

ペーパーウォレットは、各暗号通貨(仮想通貨)専用のペーパーウォレット作成サイトで作成可能です。ビットコイン専用なら「bitaddress.org」、リップルには「Rippy Paper Wallet」などがあります。パソコンに保存して、オフラインにしてからデータを書き込めば、完全にネットと切り離された状態で保管可能です。

ウォレットを使用する際の注意点

ウォレットはすべて自己管理となるため、使用する際には以下の点に気をつける必要があります。

種類によってセキュリティの高さが異なる

ウォレットは種類によってセキュリティの高さが異なるため、どのウォレットを使うか慎重に検討しましょう。セキュリティの高さで選ぶなら、ハードウェアウォレットかペーパーウォレットがおすすめです。とくに、ペーパーウォレットはインターネットを使わずに作成するため、ハッキングのリスクを最小限に抑えることができます。

紛失や操作ミスに気を付ける必要がある

暗号通貨(仮想通貨)を自分で管理する際には、紛失に気をつけなければなりません。コールドウォレットはセキュリティが高い保管方法ですが、デバイスや紙を紛失してしまうとデータがわからなくなってしまいます。また、操作ミスにも注意が必要です。ウォレットから取引所へ送金する際に、アドレスを間違えて入力してしまうと、戻ってこないことがあります。紛失や操作ミスには十分気をつけましょう。

ソフトウェアウォレットの場合はウィルス対策をする必要がある

ソフトウェアウォレットは、パソコンで暗号通貨(仮想通貨)を管理する方法なので、ウィルス感染に気をつける必要があります。セキュリティソフトを使ったり、ソフトウェアやOSをこまめに更新したりするなどの対策をしましょう。また、不審なメールやパスワードの管理にも注意が必要です。

暗号通貨(仮想通貨)は安全性の高いウォレットで管理!

暗号通貨(仮想通貨)はウォレットに保管しておくことで、セキュリティを高めることが可能です。ただし、管理は自己責任で行う必要があります。紛失や操作ミス、パソコンのセキュリティ管理には十分気をつけましょう。

 

参考: