暗号通貨(仮想通貨)の相場の調べ方・見方を徹底解説

暗号通貨を知る

暗号通貨(仮想通貨)を決済に利用する、または取引する際には、なるべく損をしないように相場を調べておくことをおすすめします。しかし毎日、毎時間とレートの変わる暗号通貨(仮想通貨)の使いどき、取引のタイミングを見極めるのは難しいこともありますので、しっかり予習しておきましょう。ここでは、初心者でもすぐに分かる相場の見方について解説します。

暗号通貨(仮想通貨)の相場の調べ方

まずは暗号通貨(仮想通貨)の相場の調べ方から詳しくみていきましょう。

取引所のサイトから確認する

国内の各取引所のサイトから、簡単に相場を確認できます。過去のレートもチェックできるため、今の価格が高いのか安いのか、これからどう値が動きそうかを考えてみることもできます。取引実行前にレートを確認でき、とても便利です。

アプリで確認する

暗号通貨(仮想通貨)の相場をチェックできるアプリを利用するのも、ひとつの方法です。いつでも簡単に相場を調べたい方、積極的に暗号通貨(仮想通貨)取引を行いたい方はGoogle playやApp storeで検索し、利用するとよいでしょう。

チャートとレートの違い

次に、相場をより深く理解し読み取るために、チャートとレートの違いについて理解を深めていきましょう。

レートとは

株取引や為替取引などで、レートやチャートといった言葉を聞いたことがあるかもしれません。この二つは関連している言葉ですが、それぞれに意味が異なります。レートとは、その時点で、ある通貨が他の通貨といくらで交換できるか、を指します。例えば、為替レートが1ドル=120円であれば、1ドルは日本円で120円と交換できるということを意味します。

チャートとは

そしてチャートとは、レートを時間で追ってグラフにしたものです。株取引でもよく見かける折れ線グラフがこのチャートです。レートではその時点での価格しかわからないため、現在の値が高いのか低いのかがわかりにくくなっています。ところが、チャートにすることで日々の値動きがわかりやすくなり、これからどう値が動きそうか、という指標にすることも可能です。

ローソク足の見方

ローソク足とは、チャートのグラフ内にある赤(白)と青(黒)の長方形と、直線で作られた図形を指します。始値よりも終値が高いと赤(白)、低いと青(黒)で表示されます。さらに下に伸びる直線は安値を、上に伸びる直線は高値を指します。はじめはわかりにくいかもしれませんが、見方がわかれば簡単に相場を知ることができるので便利です。

例えば、その日の相場の始値よりも終値が高く終わった時には、ローソク足は赤(白)で表示され、「陽線」と呼ばれます。その反対であれば青(黒)で表示され、「陰線」となります。また、実体部と呼ばれる長方形の部分の長さによって、売り買いの勢いが読めます。
実体部が長い陽線だったときには買いの勢いがとても強いことを示します。実体部の長い陰線であれば、売りの勢いが強い、ということです。ローソク足の見方を覚えれば一目でチャートを簡単に読めるようになります。

株式と暗号通貨(仮想通貨)の違い

レートやチャートの見方、相場の見方など、株式と暗号通貨(仮想通貨)の取引には似ている部分も多くあります。しかし株式と暗号通貨(仮想通貨)はまったく異なるものです。ここからは、株式と暗号通貨(仮想通貨)の違いについて詳しく解説します。

株取引とは

そもそも株取引とはどういったものなのでしょうか。株取引で利用される株券とは、企業が発行するものです。株を発行した企業は、株券を売却することで経営資金の調達を行います。また、株は企業の業績と連動しており、企業の業績が伸びれば株の値が上がるでしょう。ただし、企業がひとたび経営難におちいれば、株券はまったく価値のないものになってしまう可能性もあります。

さらに、株取引では株券の価値だけで測れない利益もあります。それが配当金や株主優待です。有名企業の株券を購入することで、お得な株主優待を受けられることもあるでしょう。株主優待目当てで株を選択する個人投資家も多くいます。

暗号通貨(仮想通貨取引)とは

一方、暗号通貨(仮想通貨)において、取引を行うのは主にユーザー同士です。よって、その価値には企業のような後ろ盾がなく、相場が大きく変わることも多くあります。通貨の価値は将来性や取引を行うユーザーの多さ、需要によって変わります。このように株式とは直接の関係はないものではありますが、株価につられて暗号通貨(仮想通貨)の相場が上下することも珍しくありません。

株と暗号通貨(仮想通貨)の違いと注意点

株式と暗号通貨(仮想通貨)の異なる点として、インカムゲインがあげられます。インカムゲインとは、運用したい資産を預けている間に受け取れる利益を指します。株式でいえば、配当金や株主優待、預貯金でいえば利子や利息がこれにあたります。
上記のように、株式投資の場合にはインカムゲインが受け取れますが、暗号通貨(仮想通貨)にはこれがありません。暗号通貨(仮想通貨)の場合には、安値で買って高値で売ることで利益を得る(キャピタルゲイン)だけ、となります。

そのほか、暗号通貨(仮想通貨)取引所は証券所と異なり倒産や盗難のリスクが高いこと、レートが乱高下しやすく相場が読みにくいといった違いもあります。

また、暗号通貨(仮想通貨)にはストップ高やストップ安がない点にも注意が必要です。ストップ高、ストップ安とは、その日の株価の上限と下限を指します。株式投資では、一日のうちで株価が乱高下しないよう、このような制度がとられています。しかし、暗号通貨(仮想通貨)にはこれがないため、いくらでも上がり、いくらでも下がってしまいます。暗号通貨(仮想通貨)への投資を考えている方は、元手がマイナスになるほど損失が大きくなりすぎないようこまめにレートをチェックする必要があるでしょう。

このように株式と暗号通貨(仮想通貨)の違いを並べると、株式の方が大きな利点を持つように見えますが、株式だから安心というわけではありません。株式投資も暗号通貨(仮想通貨)と同様に、投資によるリスクはあります。暗号通貨(仮想通貨)、株式のどちらであっても、投資を行う際にはリスク面に十分注意し、理解したうえで行いましょう。

相場の見方

先ほど紹介したローソク足を利用して、相場を読んでいきましょう。相場の読み方の基本として利用されるのは上昇トレンド、下降トレンドというものです。チャートが右肩上がりに伸びているときが上昇トレンド、右肩下がりに伸びているときは下降トレンドとなります。どちらにもとれないものはもみ合いトレンドと呼ばれます。
上昇トレンドの時には、これまでにない高値が付くこともあり、下降トレンドなら反対に大幅安となることもあります。

このトレンドを見るときに忘れてはいけないのが、「上昇トレンドも下降トレンドも、永遠にそのまま続くわけではない」という点です。上昇トレンドが終わると、次は下降トレンド、といったように繰り返しながら相場が変化していきます。特に相場の動きが大きい暗号通貨(仮想通貨)では、トレンドが読みにくいこともあるでしょう。

株式あるいは暗号通貨(仮想通貨)への投資は、底値で買って高値で売る、が基本です。今まさに底値なのか、もうこれ以上あがらないほどの高値なのか、よく見極める必要があります。短期間で売買するのであれば、買った時よりも高値が付いた時点で売却してしまうのも手です。

相場を調べて暗号通貨(仮想通貨)取引をしよう

暗号通貨(仮想通貨)取引をするなら、相場やレート、チャートを理解し読む力が大切になります。株式と異なり企業力で図れない暗号通貨(仮想通貨)の価格推移は、こまめにチェックすることが欠かせません。株式と異なる特徴を持つ暗号通貨(仮想通貨)には、株式にあるような配当や株主優待が存在しないため、長期保有によるインカムゲインが見込めません。しかし、価格が大きく上がり、短時間で株式では見込めないような利益を得られる可能性もあります。相場をきちんと調べ、なるべく得になるような取引を意識してみましょう。

 

参考: