匿名性の高さが特徴!ジーキャッシュの将来性やマイニングの仕組み

暗号通貨トピックス

ジーキャッシュは、発行枚数やブロック生成の間隔など、ビットコインと似た特徴を持つ暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)です。ビットコインよりも匿名性が高く、投資家から注目されています。また、ビットコインとはマイニングのアルゴリズムが異なるため、個人でもマイニングが可能であるという特色もあります。ここでは、ジーキャッシュの基本情報や将来性、マイニングで利益を得る方法などを学びましょう。


ジーキャッシュとはどのような暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)なのか?

ジーキャッシュとは、どのような暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)なのか、特徴や基本情報、過去の価格推移などを紹介します。

匿名性に特化!ジーキャッシュの特徴

ジーキャッシュは2016年に公開され、公開直後に大きく値上がりした暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)です。ビットコインと同様にブロックチェーンで取引情報を記録しています。匿名性の高い暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)で、送金情報を不特定多数のユーザーに公開されないことが大きな特徴です。ビットコインよりも匿名性が高いため、個人情報を守りたい人に人気があります。送金額や送金者、送金先につながるような情報が、一切わからない仕組みになっています。

通貨単位や発行上限は?ジーキャッシュの基本情報

購入を検討するなら、ジーキャッシュの基本情報を押さえておきましょう。通貨単位や発行上限枚数、ブロック生成間隔などの基本情報は次のとおりです。

通貨単位:ZEC

開発者:Zooko Wilcox

コンセンサスアルゴリズム:Proof of Work

発行上限枚数:2,100万枚

ブロック生成間隔:2.5

取引承認時間:約2.5

開発者のZooko Wilcox氏は、コンピューターセキュリティのスペシャリストで、ジーキャッシュの開発組織である「Zcash Company」のCEOを務めています。ジーキャッシュはもともと2013年に開始されたZerocoinプロジェクトのなかで開発されました。取引承認時間が約2.5分と短いことが利点です。


ジーキャッシュの過去の価格推移は?

ジーキャッシュは201610月の公開直後、急激に価格が上昇し、一気に1ZEC30万円を突破しました。20161029日には、過去最高値となる1ZEC331,341円を記録。しかし、その後価格が急落し、11月の始めには1ZEC10万円台、11月末には1ZEC7,000円台まで下落しました。20181月には1ZEC99,000円台まで上昇するものの、その後価格が下がり、20193月現在1ZEC5,000円台で推移しています。(※レートはすべて円換算値)

異なる特徴を持つジーキャッシュとビットコイン

ジーキャッシュは、技術的にはビットコインと共通する部分がありますが、承認方法やアドレスの種類、マイニングアルゴリズムなどが異なります。ジーキャッシュとビットコインの違いについて紹介します。

ゼロ知識証明で送金情報を守る承認方法を採用

ジーキャッシュは、取引承認の方法としてゼロ知識証明を採用しています。ゼロ知識証明とは、送金元や送金先、送金金額などの情報を明らかにしなくても、取引が正しく行われたことを証明できる方法です。そのため、送金情報を第三者に知られることなく、取引の正当性を証明できます。

一方、ビットコインはブロックチェーンに送金情報が記録され、不特定多数の人に公開される仕組みです。個人を特定することは困難ですが、取引金額やウォレットの残高が知られてしまうリスクがあります。

ジーキャッシュには2種類のアドレスがある

ビットコインやほかのアルトコインで使われているアドレスは、残高が公開される仕組みになっています。このようなアドレスは、トランザクションアドレスやトランスペアレントアドレスと呼ばれています。

一方、ジーキャッシュでは、残高が公開されるアドレスのほかに、第三者に残高が公開されないアドレスがあるのが特徴です。シールドアドレスと呼ばれ、完全にプライベートなアドレスとなります。
ゼロ知識証明とシールドアドレスを使うことで、匿名性を確保することが可能です。

ビットコインとはマイニングのアルゴリズムも異なる

ビットコインではASICの開発により、マイニングが一部のノードに集中してしまう傾向があります。ASICとは、特定の目的のために開発された集積回路です。特定の目的に特化しているため、CPUよりも高速でデータを処理することができます。マイニング専用のASICは、マイニングに必要な計算処理を高速で行うことが可能です。しかし、マイニングの公平性が失われてしまう可能性があります。

一方、ジーキャッシュではビットコインと異なる「エクイハッシュ」というアルゴリズムを採用しています。エクイハッシュはASICを使用することができないため、特定のノードにマイニングが集中しないことが利点です。


価値が上がる可能性は? ジーキャッシュの将来性

ジーキャッシュは、今後価値が上がるのでしょうか。ジーキャッシュの将来性について解説します。

各国の規制対象になる可能性がある

ジーキャッシュは匿名性の高い暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)です。そのため、マネーロンダリングや脱税に利用されやすいことが懸念されます。ジーキャッシュを利用した犯罪を防止するため、各国の規制対象になる可能性があります。規制の対象になると、コインの価値が下がってしまうかもしれません。

スケーラビリティ問題に対応する必要がある

ジーキャッシュはスケーラビリティ問題を抱えており、将来的にどのように解決するのかが課題となっています。スケーラビリティ問題とは、取引量が増えることで処理が遅くなり、取引に対応できなくなる問題です。ジーキャッシュは匿名性を維持するために、取引ごとにデータ容量を使わなければなりません。そのため、取引処理が遅くなってしまうのです。将来的には、匿名性を維持しながら処理速度を上げる対策が求められます。

匿名性の高い通貨としての普及

今後、暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)の実用化が進むと、プライバシーの問題が重要な課題となります。ジーキャッシュはもっとも匿名性の高い暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)です。ジーキャッシュの匿名性を保つ仕組みは、将来的に普及する可能性もあります。犯罪防止やスケーラビリティ問題などの課題を解決できれば、価値が上がる可能性もあるでしょう。


ジーキャッシュのマイニングで利益を出すには?

ジーキャッシュは売買で利益を上げるだけでなく、マイニングで利益を得ることも可能です。マイニングはどのように行うのか、準備する環境や方法などを解説します。

マイニングの仕組み

ジーキャッシュが採用しているマイニングアルゴリズム(エクイハッシュ)は、マイニングの中央集権化を防ぐ仕組みになっています。そのため、個人でも利益を得やすいことがメリットです。また、集団でマイニングをして、報酬を分配するプールマイニングという方法もあります。プールマイニングでは、貢献度に応じて報酬を受け取ることができます。

マイニングに必要な環境

マイニングを始めるためには、パソコン、グラフィックボード、ウォレット、マイニングソフトなどが必要です。
パソコンはCPUが搭載されていれば、家庭用のパソコンでも対応できます。
グラフィックボードとは、ディスプレイに映し出される画像を処理する部品のことです。パソコンに搭載されていることもあります。
ウォレットは報酬としてジーキャッシュを受け取るための保管場所のことです。
マイニングソフトは、エクイハッシュ限定のもので、インターネット上でダウンロードすることができます。

マイニングの方法

まずは、動作環境を確認したうえで、ジーキャッシュ用のマイニングソフトをインストールします。次に、マイニングプールやウォレットの設定を行います。あとは、マイニングソフトを起動させるだけです。マイニングソフトの操作方法は、ソフトによって異なるため、それぞれの操作方法を確認する必要があります。


ジーキャッシュの換金方法

ジーキャッシュは、20193月現在日本の取引所では扱われていません。換金するためには海外の取引所を利用する必要があります。ウォレットに保管したジーキャッシュを海外の取引所で、ビットコインやイーサリアムなどに交換します。さらに、交換した暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)を日本の取引所へ送金し、口座に入金されたら、日本円に換金できます。

ジーキャッシュは匿名性の高さが魅力!

ジーキャッシュは匿名性が高いことから、将来的に規制の対象となる可能性があります。一方で、プライバシー保護の観点から投資家や企業に注目されている暗号通貨(仮想通貨、暗号資産)です。また、マイニングで利益を出しやすいことも特徴で、個人でもマイニングで利益を得ることができます。マイニングで利益を得るためには、専用ソフトのインストールやウォレットの設定などが必要です。日本の取引所では取引できないため、換金するためには海外の取引所を利用しましょう。

 

参考:

仮想通貨ジーキャッシZcashZEC)の徴、将来性、価格、取り扱い取引は?評価やよくある質問も紹介!|BITDAYS(ビットデイズ)

Zcash(ジーキャッシュ)とは?想通ZECの特徴/仕組み/今後/取引所/ウォレットについて徹底解説|MOBLOCK

ジーキャッシュ/Zcash (ZEC)CoinGecko

Zcash(ジーキャッシュ)今後将来性からマニング・ウォレットまで徹底解説!|coin tokyo

Zcash(ZEC)のマイニングやり方は?初心でも簡単なCPUマイニングも解説|CoinOtaku